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世界経済フォーラム:仕事の未来。2022年には今より101日多く学ばなければならず、2025年には52%の仕事が自動化される。

世界経済フォーラムから、仕事の未来に関するレポートが発表されました。なかなか面白かったので概要をご紹介。

仕事は次々と自動化されていくだけでなく、自動化のために人間はより多くのことを学ばなければならないことが書かれています。

reports.weforum.org

2022年の仕事

この辺は前々から言われている通りで、データ分析や機械学習・AI系、ソフトウェアの開発スキルが上位に入っています。やはりキーワードは"digital transformation"で、いかにデジタル化をしていくのかというところに注目が集まっています。

世界経済フォーラムの予測では1億3300万の仕事が生まれ7千5百万の仕事がなくなると予想しています、ただし、この数値にはレポートによってかなりのばらつきがあることもわかっています。

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今よりも101日多く学習に費やさなければならない

平均的な日本人の労働日数が220日~240日程度かと思いますので、大変な日数です。

前項の通り、短期間の間に多くの仕事がなくなり多くの仕事が生まれるため、生涯学習がより重要になっていくということがいわれています。

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2025年には半分以上の仕事が自動化される

現在でも29%の労働が機械において行われていると推計されていますが、これが2025年には52%になると予想しています。ついに半分以上の仕事が機械によって行われるという予想です。

単純労働が自動化され、より複雑な仕事が人間に求められ、常に学習を求められる未来

単純労働は次々と自動化されていく未来は様々なレポートにより叫ばれています。それは同時に、仕事を単純労働に落とし込み自動化していくことがスキルとして求められていることを表しています。

そのためには、日々自分たちの業務を点検し、それを自動化するテクノロジーを発見し、組み込んでいくことが必要です。日々、多くのことを学び続けなければこれを成し遂げることはできません。

学ぶことをやめたとき、それは機械にとってかわられる瞬間ということなのかもしれません。