bitflyerをはじめ、bitcoin取引所にはプログラムから板の情報や取引情報を抜くことができるAPIがあります。APIを使って自動取引を行っている人は結構たくさんおり、ちょっと検索するとたくさん出てきます。
ぼくもちょっと小銭稼いでみようかなと思って、とりあえずbitflyerの取引データを1か月分取得してみたので記録です。
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取引所の選択:安心感的にbitflyer一択な気がする
APIを公開している取引所はたくさんあります。メジャーどころだとbitflyer, Zaifあたりなのですが、結局のところ安心感だけ見るとbitflyer一強なのかなと感じるところです。
bitcoin取引というとMtGoxの流出事件やCoincheckの流出事件が記憶に新しいです。bitcoinの安全性の問題とは別にして、bitcoin取引にはいくつかのリスクがあります。
- bitcoinそのものの安全性
「安全」という意味にはいろいろありますが、データが書き換えられたり不正な入出金が行われるという意味では、それなりの安全性があります。 - bitcoin管理のリスク
もし、あなたが自分のウォレット(電子財布)の情報をうっかり他人に漏らしてしまった場合、自由に入出金できてしまいます。一般の人が個人で管理するのは難しいので、大体の場合第3者サービスに任せることになるかと思います。 - 取引所のセキュリティリスク
たいていの場合、自分の資産を取引所やウォレットサービスに預けることになると思いますが、MtGoxやCoincheckの大規模事故はここで起きています。いくら頑張って稼いだところで、預けていた資産が流出してしまったら元も子もないです・・・ - 取引所のバグ
Zaifでbitcoinの価格がゼロ円になるというバグが発生し、ただでbitcoinを購入可能になっていた時期がありました。2兆円分のbitcoinを買ったという男性もいたようです。そして、何の前触れもなく取引が訂正されるという事件が起きていました。 - 取引所の安定性リスク
取引所はしょっちゅう負荷で止まります(笑)。例えば、相場が急に動いた時、大量の買い注文・売り注文が入るので、取引所が負荷に耐えきれなくなり取引が止まります。損切や利確が阻害されることが割とカジュアルに起きます。
bitcoinの場合、まだ各社が未成熟なのもあり既存のネットFXと比べても、取引と関係ないリスクが満載かなという感想です。
日本の各取引所の概要は下記にまとまっていますのでこうした情報を参考にするとよいでしょう。2018年4月8日現在においては、草コインで取引したい人は別としても、bitcoin fxはそんなに手数料の差はないかと思います。
国内取引所比較(セキュリティ編) - 取引所 - ビットコインの入手 | Bitcoin日本語情報サイト
上記に表を引用しますが、上から4段〇がついていることを必須条件として絞り込むのがおすすめです。
そのうえで、bitflyerは他企業と比べて海外展開と海外での認証取得に力を入れています。他企業はどちらかというと、利幅の大きい草コインの取り扱いを広げていく戦略で、十分な安定性を確保しないまま業務拡大をして行っているような印象を受けます(※個人の感想です)。
というわけで、個人的にはまずはbitflyerから始めてみるのが良いのではないかなと思います。お申込みはこちらから。
APIはストリーミングAPIで、リアルタイムに情報蓄積
2018年4月8日現在だと、とりあえず取引データ取得するためのスクリプトのみおいてます。sample-scrpitsの下に置ていますが、すごく簡単に情報取得できました。pythonを入れるところから始めて1時間くらいです。
例えば、板情報をリアルタイムに取得するスクリプトはたったこれだけです。
現在、板情報、ticker情報、約定情報を1か月分貯めてあります。
今後:小銭を稼ぐアルゴリズム構築に向けた分析をしてみる
bitcoin fxは、一日に10%くらい値が動くのであまり高いレバレッジをかけなくともそこそこ小銭を稼ぐことが可能そうです。bitcoin fxの手数料も現状は無料なので、より少額取引はやりやすいのではないかなと思います。
この間、1日取引を目で見ていた感じだと、明らかに大きな取引をして市場価格を上げ下げしている一団がいるので、その辺をうまく見つけて波に乗るというのがコツかもしれません。
分析したらまた、情報だしていきたいなと思います。(一応、技術関連企業のアドバイスなどが本業なので、そんなにすぐには進まないかもですが)