レベルは中級くらい。対象は中規模以下ベンチャー。自分である程度以上ITの管理ができることがポイント。
ずばり言えばgoogle appsを使います。
google appsは特定のグループ内で閉じた環境でのカレンダーやアドレス帳の共有を実現できます。
加えてカレンダーには簡単な会議室予約などの機能もついています。また、知ってのとおりgmailは大変メールの整理に便利なのでこれを利用した伝言の整理などもいろいろ行えます。
これを設定するところまでは初級。
企業向けにはこれでは足りないことがあります。たとえば既存の勤怠管理アプリケーションがあったりするかもしれないし、ローカルでしか見れない情報などもgoogle appsへインテグレートしたいと思う人が多いです。
ある程度以上情報整理が得意な人はブックマークや自分のwiki、スタートページで管理するのですが、世の中ITスキル以前にそういった整理ができない人というのがたくさんいます。(そしてそれができなくてもいいとみんな思ってる。エクセルとかワードのほうがよほど難しい気がするんだけどね。)
「そんなの自己管理しろ!」とか正直思うのですが、そこはそれ。そういう世の中なのでしょうがない。
google appsへインテグレートしようじゃないか。
ここで使うのがいわゆるiGoogle。
ここにすべてをインテーグレートしましょう。
さて、iGoogle用にガジェットを開発するのでもよいのですが、社内向けのアプリケーションとかをガジェット登録するのは現実的ではないし、よろしくない。
なのでこれらの白紙のガジェットを使います。
まず普通のブログパーツと同じ要領でアプリケーションを作成します。(たぶんここが中級)
それを「HTML / Javascript」でiGoogleに表示。
軽く実験しましたが、flashでもjavascriptでも表示できそうです。
すると、iGoogleへのインテグレート完了。
wikiの更新などがとりたいときは、たいていのwikiはRSSをはいているのでそのURLを登録すればOKでしょう。
また、わざわざブログパーツ的なものを作るのが面倒な人にはIFrame。必ず表示したいページのURLを入れてもいいし、ちょっと見た目のHTMLを整形して見やすくして入れるのもお手軽ですね。
最後に勤怠管理ページへのリンクや、報告書フォーマットへのリンクなど、いろいろなものへのリンクはLinkを使います。
案外これがあるだけで、想定どおり業務が回ったりします。
なんかどれをとってみても「おいおい。なんでこの程度の自己管理ができないんだ?」という感じですが、まぁ俺がテスト勉強嫌いなのと同列だと思うと、なんとなくわかるような気がしないでもないです。
結局、人間。自分のしたくないこと・めんどくさいことに対してはまったく能力を発揮しないということですね。
個人的にgoogle appsがお勧めなのは、最終的にアドレス帳などの情報をcsvで吐き出すことができるところでしょうか。
いざとなったら移行できます。(全部確認したわけではないけど)
何よりも、RSSはいてるアプリケーションとは簡単にインテグレートできるし、単にちょっと社内リンク集みたいなのを付け足すのも簡単にできるので、簡易的なソリューションではありますが、「簡易さ」と「便利さ」がいいところでバランスとっている方法ではあると思います。
※ただし自己拡張の部分はもちろんgoogleのサポート対象外です。またAPIやガジェットの仕様が変わる可能性などいろいろ考えると、これを導入提案するにはもう少し詳細な検討が必要な気はします。