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今年の抱負「情報」

Friday
Jan 2,2009

※新年の抱負書こうと思ったら前振りが長くなりすぎた・・・抱負は一番下。

※せっかくなので似たようなエントリにトラックバック打たせてもらいました。
http://uva.jp/dh/mt/archives/005165.html
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2009newyear.html

あけましておめでとうございます。

世間では不況不況と騒いでおりますが、去年はそれほど世間と関わっていなかったせいかあまり実感するところではありませんでした。
ちょっと遠い知り合いの会社が無くなってたりとか、取締役だった人が平になっていたりとか、東京に出てきていたベンチャーが会社を田舎に引っ込めるとか、そういうことはあったようですが、もともとがんがんつぶれてくものなので(ぉぃ)不況のせいかどうかは今一よくわかりませんでした。

さて、そんな中で私の主たる関心であるITや情報に関しても、こうした事件から感じることがありました。

「未曾有の金融危機」「100年に一度の危機」「偽装表示」「産地偽装」などなど。これらに共通することのひとつとして「情報」が深く関連しているように感じました。
それは現代人が扱わなくてはならない情報の「量」についてです。

サブプライム問題を正確に理解してるわけではないですが、情報という観点から見れば、情報の不達が原因で起こっている事件といえることである気がしました。
サブプライムローンの債権を証券化し売りさばき、それをまたほかの商品と合体して売りさばく。これを繰り返していくうちに金融商品は複雑化し、いったいその商品がなんだったかわからなくなる。
かけられたレバレッジを支えている根本がわからなくなるわけです。

これは、産地を偽装された食品にも似ているなと感じました。複雑な流通経路をたどるうちに、小売店に来るころには消費者にその商品の価値を支えている根本がよくわからなくなっているわけです。
こちらのほうは金融商品なんかと比べれば幾分法整備も進みましなのかもしれませんが。

さて、皆さんに考えてほしいのは「情報」の信頼性とは何なのかという話です。私たちは何を信じればいいのでしょうか。

東大で行われているビジネスコンテストでこれに関連するビジネスプランを考えてヒアリングにいったときの言葉です。誰もが知っている大手の金融系の会社2社。

情報は早さが命。いちいちソースの信頼性とかは確認していられないし、そもそも今日正しかったことが明日も正しいとは限らない。情報の信頼性はほとんどその人にかかってる。

昔に比べて扱える情報の量が格段に増えている。昔ならたくさんの人を使って計算していたことが今ならエクセルで瞬間的に計算できる。

まさにIT革命の恩恵をフルに利用しているといえる気がします。金融に限らず現代はどれだけ膨大な情報を適切に消費するかに価値があるという感じでしょうか。
情報はある。処理することもできる。しかしその情報そのものがどういう性質のもので果たしてどんな素性のものなのか?すでに私たちが日々触れる情報は一生かかって処理できる要領をはるかにこえてしまっているようです。
すでに情報をやたらめったら消費する時代は過ぎ去ろうとしているのです。これを産地偽装問題や金融危機から学び取らなくてはならないのではないでしょうか?今時代は情報をうまく「管理」する時代へと変わろうとしています。

2007年にGTD(getting things done)やlifehack本が流行り、2008年にはいわゆる勝間本やgoogleをうまく使うための本が大変流行りました。
これらは、いかに効率よく大量の情報を取得し、うまく管理するかとの方法論としてくくることができそうです。今まさにそうした情報管理に長けた人たちが時代の長者として台頭し始めているのです。
それの典型が、勝間和代さんの提唱しているフレームワーク思考なのでしょう。

さて、時代の最先端はどうやら情報の大量取得・大量処理、そしてそれを何とか管理しようというところまでやってきているようです。
ここからはちょっとITの世界・インターネットの世界での情報の話をします。

インターネットが登場し、情報を発信する場だったのがだんだんと情報を貯める場に進化していきました。イメージとしては、PR的なものや情報公開的なものばかりだったwebが、個人のメモや日記など、公開非公開の別はともかくとして、個人のストレージの代わりとして使われるようになったということです。

そしてgoogleの大ブレイク。機械検索はそうした個人のストレージに他人がアクセスすることを可能としました。これに連動するように個人サイトやブログも急増しました。ちょうど公私の中間くらいの情報公開が大変増えたといえるでしょう。
googleは巨大なストレージへのアクセス手段となりました。

ここでひとつ重要な変化が起こります。内外の情報量の反転です。

今まで私たちは、簡単に外部の情報を得る手段がなかったために、自分の持っている・知っている情報の方が探し出せる情報より多かったのです。
しかし、webとういう巨大なストレージへのアクセス手段を機械検索を通して得た今、自分の持っている情報より探せる情報の方が多くなっているのです。

そして、アグリゲータやマッシュアップの登場。複数のソースから情報を取得し整理公開するサイトが登場しました。
プログラムで自動的にやるものが主ですが、世間に多く存在するニュース記事のコピペブログなども同じカテゴリといえる気がします。

さらに最近ではリブログという概念が登場し、tumblrなどのサービスが提供されるようになりました。大まかには、簡単にネット上の情報をメモしまとめ上げ公開するサービスです。アグリゲータ・マッシュアップを手動でやるための便利サービスという感じでしょうか。

さらにはもう一歩踏み込んで、evernoteというサービスが登場しました。これは脳の外部化を明確に歌っています。

Evernoteで自分の脳を拡張する techcrunch

CEOのPhil Libinの言葉を借りれば、「Evernoteの本旨は外部に脳を持つこと」だそうだ。

こうして、私たちの主たる情報への感心は、インターネットの登場による「公開」から、情報の蓄積、検索、管理へとこの順にシフトしていっているのです。

では、テクノロジー方面では何が起きているのでしょうか?(ちょっと長文で疲れてきたのではしょります)

記憶装置の単価が爆発的に安くなり、日々私たちが消費できる記憶容量は拡大して言っています。いまは大量の情報を手に入れるだけでなく蓄積することができるようになっているのです。
変な話ですが、今までインターネットを通して大量の情報に触れることができていたにもかかわらず、私たちは情報を所有することができていなかったのです。
それがようやくここに来て可能となってきました。

そして、ここが最大のポイント。私たちは大量の情報を得るだけでなく、それを処理するコンピューティングパワーを手に入れようとしています。
本来であれば一部の大企業や大学しかもてなかったスーパーコンピュータに匹敵する計算力を、仮想化の技術で安価に得ることが可能になったのです。
しかし、私たちは今その力を持っているにもかかわらず、その力をなんのために使うべきかを知りません。

あるEC系企業は何年も前から大量の顧客情報を持っているにもかかわらず、それを有効につかうすべを持っていません。
それは、計算力の問題とどうやったらいいのかというノウハウの問題がありましたが、いまや残る問題はノウハウのみとなりました。
いわゆるデータマイニングの分野の問題です。

ばらばら書いてきましたが、ちょっとまとめると・・・・

情報の大量取得・大量消費をしてきた世界は、今情報の適切な管理運用方法を必要としている。一方で技術的発展から情報の所有が可能となりそれを処理する力も得た。しかし、どう処理すべきかをいまだ知らない。

これは非常にチャレンジングな問題です。たとえばECで使ったノウハウがそのまま金融で使えるかというとそんなわけではないわけです。
さらに、いま私たちはそういった特定分野の情報だけではなく、多種多様な情報の洪水に見舞われています。
あるときは金融商品の情報が、あるときは食品の情報が気になるわけです。

そのためには、ながらくweb開発で使われてきたMVC(Model-View-Control)モデルに当てはめて考えるのが適切であるように感じます。
簡単に言えば「情報の蓄積」「表示」「処理」でしょうか。

巨大で安価なストレージが手に入るようになり、データ構造的な問題を別にすれば、モデルの問題は解決してきました。
情報を手に入れる先に関しても、EDINETの動きのように日々多種多様な情報がねっとで公開されるようになって来ています。

ビューに2007-2008はappleのおかげで大変インターフェースに関心が集まりました。wiiなどもインターフェースのあり方に関して一石を投じたように思います。
しかし、大量の情報を管理するという視点ではまだまだ改善の余地がありそうです。

またコントロール=処理の部分はまだまだ改善の余地がありそうです。むしろいまだに未開拓であるといってもいいように思います。

というところでようやく新年の抱負をば。

こうした背景の中で、私は今大量の情報を処理する部分に興味があります。マシンビジョンや機械学習・パターン認識・統計などなどを今まさに研究中です。
また、具体的なアプリケーションとしては、個人の情報活動支援をどうすべきかという点に関心があります。

「誰でも大量に情報を手に入れられる時代」は、個々人の判断を要求します。手に入る情報が限定的であったpre-googleの時代と比べて、主体的に情報を取捨選択し行動することが必要となっています。
そしてその情報はすでに人力ではどうしようもない量に達しています。
そこに対して、ITからのアプローチができないかということを今年は考えていこうと思います。

これは個人的興味からだけではなく、自分の生産性やできることを拡張するための重要なこととしてやっていきたいと考えています。

今年は、大学院に進学し、就活するのと、不景気なので雇ってくれなかったことも考えて起業する準備も含めていろいろどたばたする予定です。
そういうところも含めて、なにやったら面白いか、儲かるか考えて生きたいと思います。

というわけで、なんだか長くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

追記:

毎年やってる新年の抱負さいとを作ったのでよければ皆さんかいてください。

http://ny2009.gijutsuya.jp/

本: 「計画力」を強くする

  • Filed under:
Saturday
Oct 18,2008

「計画力」を強くする (ブルーバックス 1552)

あなたの計画はなぜ挫折するのか?

計画を立てることの意義からはじまり、なぜ計画が失敗するのか、どうやって計画を実行したらいいのか、マネジメントに求められる能力とは、どうやって実行するべきなのか、そういうことが載っている本です。

個人的に面白いと感じたところは、日本人は目の前の問題に対処するのに対して、欧米人は目的思考で終わりや目的を決めてから行動をするという差から、日本人が計画を立てるのが苦手らしいことを言っているところです。
なるほど。自分のみを振り返ってもそういうことを思います。

日本人の「とりあえず○○する」という発想。大学受験、就職活動を通して何度も聞いてきました。
コンピュータに詳しくなりたいから「とりあえず」プログラムを書いてみる。「とりあえず」パソコンを組み立ててみる。目の前の問題をクリアするためにたくさんの「とりあえず」をやっていたりしませんか?
それは悪いことではないかもしれません。しかし、その「とりあえず」が終わった後はどうなるのでしょうか?あまりにも近視眼的になっていないでしょうか?
自分はどういう人間になりたいのか?どういう仕事をしたいのか?そういうビッグピクチャーが欠けやすいのは確かにありそうな気がします。

もちろん目標に変更はあるでしょう。しかし、当面の目標があるからこそそこへの近道について考えられるわけです。
むだな「とりあえず」をやらなくてもすむようになります。余った時間をまた新しい計画や趣味に使ってもいいでしょう。
逆にリソースがなさ過ぎることに早めに気づくことで、危うく失敗するところだったことに気づけるかもしれません。

この本は具体的な手法についてはあまり触れず、こういった計画することの有益性についてよく述べてあります。
いつも「○○がしたいのに・・!」と思ってる方は買ってみてはいかがでしょう?

Tuesday
Oct 14,2008

「すぐやる!」技術

自分に足りない要素は多々あれど、そのうちのひとつが「すぐやる技術」である気がしていたので買ってみた。

たいがいやりたいことやってるつもりではあるんだけども、それでもチャンスを逃したと思うことは多いし、他人を見てて「あぁとりあえずやってみりゃよかったのかぁ」とか思うことが少なくはない。

特に感銘を受けたのは、一章「相手の懐に飛び込む」だろうか。
自分は割りと今まで周りがちやほやしてくれることが多く、ほっといても人が寄ってくるし、なんだかんだ仕事もふってきたりするし、なんとなく有名人がゴロゴロっと周りにいたりもするし、色んなイベントなども紹介してもらえたりとかしていた。
なんというか、受身で結構何事も何とか回ってしまう不思議空間が出来上がっていた。
むしろ、「自分から働きかけるのなんてかっこ悪い」とさえ思っている節すらあった。けどそれは単純に「こっちから話しかけて無視されたらどうしよう」という恐怖の裏返しでもあったのかなと思う。「こんなこといってdisられたらどうしようとか。」
けど、それでも周りは「自主的にやってる」と評価していてくれたので、そう思ってはいたんだよね。

しかし、事実はそうでもなかったわけです。
なんだかんだで一生懸命仕事やったり勉強したりしていたわけですが、それもやりつくすとこうなりました。「こっからどうしようかね・・・?」

何はともあれ、起業っぽいことをしてみたくて仕事としてのITを覚え、仕様書書きからテストの仕方まで荒くではあるけど勉強し、なんやかんや仕事をし、プログラミングもある程度はできるようになり、けどじゃぁこっからどうしようか?
急に選択肢が出てしまったときに「ウッ・・・」と立ち止まってしまったわけですね。
ここ長いのではしょりますが、要は自分から何かを働きかけていたわけではないという結論になったわけです。

ポイントは、用意された組織の中で誰かに誘われるままいき、そこで自己満足したり威張り散らすのは簡単なわけです。物凄く。 
そうではなくて組織の外に、まったく知らない人にどうアプローチしていくか。重要なのは結局ここであり、それは自分自身のモチベーションに基づいていることが重要です。 

そんなことをここ1,2年思いながら生きてるわけですが、そのための入門本としてはお勧めです。
分量があまりないのですぐ読めるし、馬鹿みたいに簡単なことしかことしか書いてないのですっと理解することができる。
筆者の体験も絡めて書いてあるので勇気ある第一歩を踏み出すためにはいいかもしれません。

なにかひとついい具合に回ると、ついつい安定志向に走ってしまいがちな人にはいいと思います。

Saturday
Oct 11,2008

この本は、ペン入力コンピュータに関するスタートアップGO社の企業から潰れるまでの物語を書いた本です。

今のコンピュータ業界の有名どころのマイクロソフト・アップル・IBMとの競争、ペンコンピューティングに沸いていた当時の様子など、今のPC業界にもつながる舞台裏での戦いが物語風に書かれています。

物語は、GO創業者であり著者であるジェリー・カプランの視点からかかれています。リアルな投資家とのやり取り、嫌がらせとしか思えない他社の類似商品の開発など、かなり楽しめます。

起業とか興味ない人にもお勧め。

Sunday
Apr 6,2008

e-mobileの音声かいました。
とりあえず3ヶ月くらい運用してみて、問題なければこちらに統一します。
なんでかっていうと、emobile音声は使わなければモデムになるし、通話したらその分払えばいいってんで、買ってみたわけです。

pwnageによるipod touch hack
あたらしい、jailbreakの方法ですね。bootloaderをハックをするらしく、今後どんなファームウェアがでようとしばらくはこの方法でいけるらしいです。
基本的にhack済みのfirmwareイメージをipod touchに転送する方式であるため、とてもスムーズにことが進みます。

途中でルートパスワードを聞かれるのでビビッて動作を詳細に調べました。
どうやら/Volumesにiphoneのディスクイメージをいったんマウントするらしく、そこがrootでマウントされるため、変更するのにrootパスワードがいるようです。
外に何か悪さしてないかといわれるとなんともいえないですが、とりあえず入れないことには話が進まない。

あと、本を買いました。企業価値評価の有名な本です。あとPFドラッカーの「テクノロジストの条件」というのを買いました。
なんで読み終わる前に書いたかというと、単純に全部読みきれる感じがしないからですね。

あと、とても話題になっていたので「googleを支える技術」というのを買ってみました。
買った本を並べてみるとこんな感じ。

さて、なんで「企業価値評価」バリュエーションの本を買ったかというと、最近の流行だからというのと、それがコンピュータによる計算が向いているからだということが上げられます。
私はある程度プログラム書けるわけですが、基本的な主眼はプログラムを書くところよりは、コンピュータに「なにか」をさせることにあります。
つまりその何かに対する知識が基本的に重要です。

今ちょっとアルバイトで手伝っている会社を見たときにみんながエクセルで分析しているというのを見て少々びっくりしました。
エクセルは仕様上6万件程度のデータしか入力できないのですが、web上にある情報は何を調べてもデフォルトで数百万程度はあります。
それを組み合わせたりした処理をしたりすると数千万件。
残念なことにエクセルでがんばってる限りは、こちら側の世界に来ることができないわけです。

加えて、コンピュータを使って人間がやっている作業を自動化するというのは基本的にコストを低減させる価値しかありません。
不可能を可能にしたというほどのインパクトはありませんし、なによりもコストベースの組み立てというのは往々に寿命が短い傾向があります。
ここに数理モデルや統計モデルを構築して、マーケットデータにするという点が基本的に重要であるように思います。
このモデルを作る作業も、エクセルでもできるっちゃできますが、基本的にはプログラム書けたほうが数倍作業は早いです。

つまり自分が学ぶべきは何なのか?それは大量のデータを処理する方法論(モデル構築)と、方法論を用いて有用な情報を生み出すことだということを考えています。

と、まぁ今のところ思いつきレベルのものしかないのですが、世の中の情報を以下に役に立つ形に変えるかという点の勉強に使えるかなと思ってごちゃごちゃやっています。

Thursday
Apr 3,2008

計数工学科の旧PCがリース切れで新PCが着ました。そもそも普段からmac持ち歩いてたので、演習から何から全部自分のmacでマイペースにやってたのであんましありがたみを感じなかったりするんですが、だいぶパワーアップしました。

そうそう。ちゃんと4年になりましたよ。(ここ重要
単位も数えてみたら、まぁなんかちょっと微妙なところですが、卒業できる分は取れてます。
落としてた必修も一応全部フォローできまして、不可と欠席ばっかしだった成績が多少、というか、結構華々しくなりました。
出席書くと相当成績って上がるのね・・・・

一応卒業します宣言してからは紆余曲折ありつつ、まぁまぁ順当にやってます。これもいろんな人の協力やら理解のおかげです。ありがとうございます。

そして大学6年目にして、いかに手を抜くかがテーマになってるわけですが、とりあえずいろんな人の勉強の仕方を一年間観察したので、それをもとにいろいろ試してみたいと思います。
手始めに今日ルーズリーフとバインダーを5セットかって見ました。

あと、toeflの申し込みして、研究室探ししたりとか、英会話も何とか間とかしようという感じで、ぼちぼち次のこと始めています。

なんかこれだけ書くと、俺すげぇ学生っぽいな(いや、学生なんだけども。

割と何でもかんでも自費でそろえてて、あんまし大学を活用してこなかったので、ちょっとずつ大学を活用することも考えてみようと思う今日この頃です。

Tuesday
Feb 26,2008

原題は「So Smart But…..」

本の内容は、「他人から信頼を得るためのコツ」を中心に書いてある。

筆者がコミュニケーションに関するコーチングする相手は、みんな「優秀である」ことが普通。では、なぜ彼らは能力を発揮できないのか?ただ、コミュニケーションが取れないのである。
というような感じでこの本は始まります。

私が頭がいいかどうかは別として、結構コミュニケーションに関する悩みはあったりします。
もっと円滑にコミュニケーションが取れたら!と思うこともしばしば。
一応「親しみやすい」とか「言葉が通じる」とかいう評価をよくいただいてはいるんですが、もっとアピールしたい自分を見せるには?ということを常々考えていました。
そんなときにこの本を発見して購入。

いわゆるプレゼンテーション手法といったノウハウ本とは違い、具体的に「頭はいいのに、傲慢な人」「頭はいいのに、社交的でない人」などの具体的な人物像に対して、なぜそう見えるのか?どうしたらいいのか?ということが書いてあります。

結構自分にあてはまることも書いてあったりして耳が痛い感じがしましたね。

割と経験則や暗黙知に頼っている部分が多く、さりとて論理的に説明されているわけでもないので、「いや、そんなことはない!」と思う人もいる気がします。
ただ、書いてあることは「確かにそうだ!」と思えるものがありました。

お勧め度は中の上くらい。結構お勧めという感じです。

洗脳護身術

  • Filed under:
Friday
Feb 22,2008

tokkyo氏に借りた本。

作者の苫米地英人さんは、脳とか認知系の人で、Atokの開発なんかにも関わっていたり、六本木のミッドタウン近くに謎な看板があるので有名(なのか?)な謎な人ですね。

科学的に正しいのかどうかというのは正直専門外なのでさっぱりですが、基本的には「変性意識を作り出してホメオスタシスを利用して内部状態を書き換える」ことを中心に、その利用法やら防ぎ方やらがいろいろ載っています。

洗脳という言葉にはいろいろ考えさせられる面があったりします。
最近だと就職関連のものが多く、例えば友人の発言でふと思い出したのはこれ。

「メーカーに行くとか負け組みでしょう。コンサルとか金融とかじゃないと」

個人的には、メーカーとコンサル・金融がなんで並列で出てくるのかという時点で理解できなかったり、つまりそれって「私にはとりえがありません」ということを暗に言ってるよなぁとかなんとか思ったりしたので、いったい「誰が負けてるんだか・・・・」というのが素直な感想だったりします。
いってしまえば連日テレビとかで放送されている内容とかそういうのを見て、狭い了見の人がそれにあこがれてしまってるんだろうなぁという感じはしました。
(この辺に関しては、書き出すと長いので省略)

俺も正直詳しくは知らないですが、よく話題になるような業界の年収とか仕事内容とかに関しての情報はすごくよく皆さん知っていますが、それ以外について知ってる人はあまりいなかったりします。
科学的に考えれば、AとBを比較しようとしてAのいいところだけを取り上げてAがいいというのは、なんか変な話ですよね。

まぁ実際は知ろうにも知れない現状があったりだとか、情報は所詮情報でしかないだとか、いろんな話はあるんですが、とりあえず一部の人を除いた多くの人と話をしていて、なんか妙な感触を覚えていたりします。

という、タイミングでこの本が出てきたので、面白いかなーと思って借りました。

自分自身も、認知的な仕組みについては好きでいろいろ調べていて、思い出したくないことを思い出さないコツとか、自分の行動パターンを矯正するときに、こういったものを利用したりしていました。
割と今までは理論的にある程度はっきりしているものが多かったのですが、この本に載ってることはざっくりしているというか、どちらかというと読み物として楽しめる内容だとおもいます。

お勧め度でいうと、中くらいですが、こういうものを読んで自分の思考の癖について思いをはせてみるのも面白いかもしれません。

about me

原田 惇

応用数学や統計、ITなどを利用していろんなことをしています。
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