実は口頭とtwitterではよく言ってるんだけど、iPhoneがビジネスになるかどうかは結構難しいよね。
という、話を書いている人がいたのでリンクを貼る。
単価を100円とすると1万本売れても100万円が1回入ってくるだけで、優秀な開発者を2名以上アサインすると開発費を捻出できない。(実際にペイしなかった)
たぶん一番の問題はここで、現状app storeにあがっているものは漫画とかの「コンテンツ」の扱いに近く、一度消費されたら二度消費されない。
つまり一回の収入で売り切りになってしまうわけ。
よく600万円売り上げたソフトがある?とか話題になるけど、それで企業のお金が回るようには思えない。恒常的にヒットが飛ばし続けられるのかという問題に結局はなってしまう。
ポイントはおそらくここ。
App Storeでは不可能だが、既にコンテンツを抱えていたり、ウェブサービスを展開している会社では、そちらでお金を稼ぎ、アプリは無料で公開するというビ ジネスモデルが可能。つまり、有償版のウェブサービスを契約しないとアプリは接続できないようにする。iPhone アプリは、なぜか通信は比較的自由にできるのでそれをフル活用すべし。
個人的にはIDを有料で売るような仕組みはありなんだろうなと思っている。どうやら利用規約で禁止されていたりはしないようなので、こういう形で月額課金を施すことは可能なのかと思う。
たとえば「機能限定版は無料で使えるけど、フル機能はIDを取得してアクティベートとできない」というのは原理的には可能な仕組みのはず。
ほかにもいろいろとアイディアはあるけど、儲けようとおもうならこうした仕組みは必要だろうなと思う。
確実に利益を出すには、コンテンツプロバイダーからの受託やコンサルかと思います。携帯の公式サイトを作りたがるコンテンツプロバイダーが多いように、iPhoneアプリを作りたいというコンテンツプロバイダーは一定数いると思います。
そう。だけどこの議論は、どんなことにも当てはまってしまうので、あまり新しい事実ではないんだよね。「何かをつくりたいけど、能力がないorつくることが本業でない」ひとから仕事を請けるというのは、いつの時代も安定的に収入につながる。たぶん中学生でもわかる。
個人的に思うのは、こういったものはiPhoneだけでなくfacebookのときもほとんど同じ現象が起きたのになということ。単純にfacebookが日本人にあまりなじみがないので日本だと表面化しなかったのかなぁ。
rockyouとかがfacebookでは有名ですが、あれがまわってる(か、どうか知らないけど)のはコンテンツ(ゲーム)を作るだけじゃなくて、人のを買ったりすることで安定的にコンテンツを提供し続けている点にある。
ジャンプはたくさん漫画が載っているわけだけど、漫画家が何年もヒットを飛ばすなんてことは考えにくいよね。あったとしてもレアすぎてそれを期待するのはナンセンス。
やはりビジネスとして定常的にまわそうと思うなら、コンテンツを流通させる部分にまわるのが正解なのかなぁとおもう。
デジタルコンテンツを流通させる方法が増えているのは事実で、facebookやiPhone, Android marketやらなんやらある。個人的に思うのは適切なコンテンツを集め、適切な流通路に流す。そういうことをするのがあの周辺のビジネスではうまくいくんじゃないかなと感じます。
もうひとつの可能性は、「コンテンツ」ではなく「サービス」を提供するようにすること。そして、「サービス」の提供に見合った課金方法を構築することかな。
前述のとおり月額課金することは、iPhone app store自身ではできないわけですが、技術的に実現することは可能です。
そして、ユーザに一定の「サービス」を提供することで毎月少しずつ売り上げる。きっとこういうモデルを確立する必要があるのだと思います。
「コンテンツ」と「サービス」は何が違うんだという話はありそうですが、それはまた別の話なのでまたの機会に。ただ、この二つを混同してビジネスを構築すると必ず破綻するだろうなと思います。そして、知っている範囲ではほとんどが「コンテンツ」として売られているような気がします。
さて、趣味でやってる俺見たいのとか個人の人は別として、企業でやろうとしてる人はちょっと考えてみてはいかがでしょうか?