「計画力」を強くする (ブルーバックス 1552)

あなたの計画はなぜ挫折するのか?

計画を立てることの意義からはじまり、なぜ計画が失敗するのか、どうやって計画を実行したらいいのか、マネジメントに求められる能力とは、どうやって実行するべきなのか、そういうことが載っている本です。

個人的に面白いと感じたところは、日本人は目の前の問題に対処するのに対して、欧米人は目的思考で終わりや目的を決めてから行動をするという差から、日本人が計画を立てるのが苦手らしいことを言っているところです。
なるほど。自分のみを振り返ってもそういうことを思います。

日本人の「とりあえず○○する」という発想。大学受験、就職活動を通して何度も聞いてきました。
コンピュータに詳しくなりたいから「とりあえず」プログラムを書いてみる。「とりあえず」パソコンを組み立ててみる。目の前の問題をクリアするためにたくさんの「とりあえず」をやっていたりしませんか?
それは悪いことではないかもしれません。しかし、その「とりあえず」が終わった後はどうなるのでしょうか?あまりにも近視眼的になっていないでしょうか?
自分はどういう人間になりたいのか?どういう仕事をしたいのか?そういうビッグピクチャーが欠けやすいのは確かにありそうな気がします。

もちろん目標に変更はあるでしょう。しかし、当面の目標があるからこそそこへの近道について考えられるわけです。
むだな「とりあえず」をやらなくてもすむようになります。余った時間をまた新しい計画や趣味に使ってもいいでしょう。
逆にリソースがなさ過ぎることに早めに気づくことで、危うく失敗するところだったことに気づけるかもしれません。

この本は具体的な手法についてはあまり触れず、こういった計画することの有益性についてよく述べてあります。
いつも「○○がしたいのに・・!」と思ってる方は買ってみてはいかがでしょう?