「すぐやる!」技術

自分に足りない要素は多々あれど、そのうちのひとつが「すぐやる技術」である気がしていたので買ってみた。

たいがいやりたいことやってるつもりではあるんだけども、それでもチャンスを逃したと思うことは多いし、他人を見てて「あぁとりあえずやってみりゃよかったのかぁ」とか思うことが少なくはない。

特に感銘を受けたのは、一章「相手の懐に飛び込む」だろうか。
自分は割りと今まで周りがちやほやしてくれることが多く、ほっといても人が寄ってくるし、なんだかんだ仕事もふってきたりするし、なんとなく有名人がゴロゴロっと周りにいたりもするし、色んなイベントなども紹介してもらえたりとかしていた。
なんというか、受身で結構何事も何とか回ってしまう不思議空間が出来上がっていた。
むしろ、「自分から働きかけるのなんてかっこ悪い」とさえ思っている節すらあった。けどそれは単純に「こっちから話しかけて無視されたらどうしよう」という恐怖の裏返しでもあったのかなと思う。「こんなこといってdisられたらどうしようとか。」
けど、それでも周りは「自主的にやってる」と評価していてくれたので、そう思ってはいたんだよね。

しかし、事実はそうでもなかったわけです。
なんだかんだで一生懸命仕事やったり勉強したりしていたわけですが、それもやりつくすとこうなりました。「こっからどうしようかね・・・?」

何はともあれ、起業っぽいことをしてみたくて仕事としてのITを覚え、仕様書書きからテストの仕方まで荒くではあるけど勉強し、なんやかんや仕事をし、プログラミングもある程度はできるようになり、けどじゃぁこっからどうしようか?
急に選択肢が出てしまったときに「ウッ・・・」と立ち止まってしまったわけですね。
ここ長いのではしょりますが、要は自分から何かを働きかけていたわけではないという結論になったわけです。

ポイントは、用意された組織の中で誰かに誘われるままいき、そこで自己満足したり威張り散らすのは簡単なわけです。物凄く。 
そうではなくて組織の外に、まったく知らない人にどうアプローチしていくか。重要なのは結局ここであり、それは自分自身のモチベーションに基づいていることが重要です。 

そんなことをここ1,2年思いながら生きてるわけですが、そのための入門本としてはお勧めです。
分量があまりないのですぐ読めるし、馬鹿みたいに簡単なことしかことしか書いてないのですっと理解することができる。
筆者の体験も絡めて書いてあるので勇気ある第一歩を踏み出すためにはいいかもしれません。

なにかひとついい具合に回ると、ついつい安定志向に走ってしまいがちな人にはいいと思います。