tokkyo氏に借りた本。

作者の苫米地英人さんは、脳とか認知系の人で、Atokの開発なんかにも関わっていたり、六本木のミッドタウン近くに謎な看板があるので有名(なのか?)な謎な人ですね。

科学的に正しいのかどうかというのは正直専門外なのでさっぱりですが、基本的には「変性意識を作り出してホメオスタシスを利用して内部状態を書き換える」ことを中心に、その利用法やら防ぎ方やらがいろいろ載っています。

洗脳という言葉にはいろいろ考えさせられる面があったりします。
最近だと就職関連のものが多く、例えば友人の発言でふと思い出したのはこれ。

「メーカーに行くとか負け組みでしょう。コンサルとか金融とかじゃないと」

個人的には、メーカーとコンサル・金融がなんで並列で出てくるのかという時点で理解できなかったり、つまりそれって「私にはとりえがありません」ということを暗に言ってるよなぁとかなんとか思ったりしたので、いったい「誰が負けてるんだか・・・・」というのが素直な感想だったりします。
いってしまえば連日テレビとかで放送されている内容とかそういうのを見て、狭い了見の人がそれにあこがれてしまってるんだろうなぁという感じはしました。
(この辺に関しては、書き出すと長いので省略)

俺も正直詳しくは知らないですが、よく話題になるような業界の年収とか仕事内容とかに関しての情報はすごくよく皆さん知っていますが、それ以外について知ってる人はあまりいなかったりします。
科学的に考えれば、AとBを比較しようとしてAのいいところだけを取り上げてAがいいというのは、なんか変な話ですよね。

まぁ実際は知ろうにも知れない現状があったりだとか、情報は所詮情報でしかないだとか、いろんな話はあるんですが、とりあえず一部の人を除いた多くの人と話をしていて、なんか妙な感触を覚えていたりします。

という、タイミングでこの本が出てきたので、面白いかなーと思って借りました。

自分自身も、認知的な仕組みについては好きでいろいろ調べていて、思い出したくないことを思い出さないコツとか、自分の行動パターンを矯正するときに、こういったものを利用したりしていました。
割と今までは理論的にある程度はっきりしているものが多かったのですが、この本に載ってることはざっくりしているというか、どちらかというと読み物として楽しめる内容だとおもいます。

お勧め度でいうと、中くらいですが、こういうものを読んで自分の思考の癖について思いをはせてみるのも面白いかもしれません。