とても有名なやつですね。

内容に関してはいろんなサイトがいろんなこといってるのでほっとくとして。

近頃割りと精神論よりな本を読んでいたりするのですが、だいたいどの本もjobsのいってることと符合することが多いです。

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと とかユダヤ人大富豪の教えとかザ・シークレットとか、本当に狙ったかのように似たようなことを書いています。

どの本にも、ジョブスのスピーチにも、おそらく共通に言えるであろうことは、「自分像」をしっかり持つということであるような気がします。
自分が誰で、いったいどうなりたいのか?

Mind パフォーマンス Hacksにも似たような記述があります。「hack30心に問いを持つ」のあたり。

まずニュートンの引用

「もし私が何か価値のある発見をしたのだとしたら、それは、才能のおかげというより、忍耐、注意力のおかげだ」

「問題を常に目の前に置き、やがてゆっくりと夜が明け、少しずつ少しずつ明るくなっていくのをひたすら待つ」

万有引力を発見できたのは「昼も夜も考え続けたから」ということらしい。

これは必ずしも「勉学に励め」とか「努力しろ」ということをいってはいない。

これまた、mind hacksの引用の引用。G.Spencer Browonのthe laws of form。

もっとも単純な真理に到達するためには、ニュートンが知っていて、実践したように、何年にも渡る熟考が必要になる。行動でも推論でもない。計算でもない。そんな性急な活動ではないのである。

ただ、知りたいと思っていることを常に心に留めておくことだ。

ただ答えを受け止める心構えを常にしておけということらしい。答えへの感度を高めておかなくてはいけない。

話はとてもシンプルです。ザ・シークレットとか本一冊かけて言ってることは「秘密(なりたい自分の姿)を信じなさい」だけです。
実際の例でいくと、つき30万のお金を用意しないといけない人の相談にのって、割と合理的に30万用意する方法を提案してあげたこともあります。なんというか、問題がそれだけであればとても簡単な話しなわけです。
ただ、多くの場合人間の「やりたいこと」というのはひどく複合的です。30万必要と言っていたけど、その人は30万を得ることが最終目的ではなさそうなわけです。
俺が提案した方法も「借金はしたくない(奨学金だけど)」「かっこ悪い」「俺らしくない」などのさまざまな理由で却下されました。
しかし、30万という目の前の目標を達成せんとするために、本当になりたい自分についてはぼんやりしたままなのかなと、なんとなく感じました。

本当になりたい自分像なんてのは、そう安々出てくるもんでもない気はします。そのときは「本当の自分とは何か?」と鬱にならない程度に常日頃考えていることが重要なのかと思います。
ザ・シークレット風に言えば「なりたい自分になれると信じ、今自分がすでにその状態にあると感じられるくらいに信じる」ということなんだと思います。それほどリアルなイメージが必要ということでしょう。

jobsのスピーチを見て、なんかこんなことを思い出しました。

stay hungry, stay foolish。この部分だけ取り上げる人が多いですが、はらじゅん的な解釈をすると「なりたい自分像を追い求め、それを愚直に信じろ」ということなのかなと思いました。