うん。ずっと思ってたことだけど最近言語化できるようになってきた気がする。
2005,2006はある意味起業ブームで、猫も杓子も起業。
友達のかわいい女の子も起業。起業とは言わなくても独立だ何だ、経済が何だ、金融が何だ。
んな中途半端なことしてどうするのやら。
かくいう自分も起業しようかと思ったことがあるにはある。
(どう計算しても株式会社は税金的に割りあわないと思ったのでやめたけど。そんなに儲けてませんよ。)
で、そのときによく聞いたキャッチフレーズはこれ。
「俺たちは『学生』ではなく、一社会人として・・・」
うん。かっこいいw
しかしまぁ、「だったらさっさと学校やめろよ」とかまっとうな突込みをすると、たいてい無視されるか、よくわかんない言い訳をされるかして、非常に面白かったw
つまり、実際問題として、学生がいきなり社会人になって仕事するというのは非常にリスキーであり、 当人たちもそのリスクをよく認識していらっしゃるわけです。
よくてもベンチャーの一社員くらいに抑えておくのが妥当だと個人的には思います。
年末年始非常にいろんなケースに関して検討しましたが、学生が社会人の生活に合わせて働きながら学校に行くのは、ほぼ不可能といっていい気がします。
まぁ業態によるという説はありますが、昼営業できない、昼対応できない、学校は淡々と進んでいくのでサボれない。
まぁ第一高い金払って学校サボっても意味がないし、そろそろ学生側も危機感を持って勉強しだしているという感触があります。
たぶん知識労働者という存在が、肌身に感じられる程度まで一般化してきたということでしょう。
そうでなくても、自分の周りの個人的に尊敬している人たちは、まぁ学校行ってるかどうかは別として、そうとう勉強しています。
きっと想像を超えるくらい。
きっと大学とか学歴とかそういったものが「本格的に」なってくるのはこれからだと思います。
っと、まぁこれだけ書いても「はらじゅん今まで学校いってたのかよ???」 とかいうお言葉が聞こえてきそうですが・・・・すんません。その辺はおっしゃるとおりです・・・・
まぁそれで深く反省してですね。今年からまじめに学校行き始めましたよ。
ジャズ研の後輩にびびられ(は、はらじゅんさんが学校に!?)、TNKの知り合いにはばかうけし(は、はらじゅーん!が!学校に!うけるw)、萌えな後輩には萌え萌えし(違
そんな感じで生活しとります。
はい。これだけだと、ぜんぜん学生起業のススメではないですね。
ちょっと話を戻して。今までであれば「学生」と「企業家(社会人)」というアイデンティティーは社会的には両立しないものとして捉えられていたわけです。
だから俺も学生起業家を指して「イケテナイ」を連呼していたわけですね。
けどそこはコロンブスの卵的発想?
だったら、「学生起業家」というアイデンティティーがあってもいいじゃないかということですね。
つまり、学生は学生の負える責任の範囲で仕事してりゃーいいじゃないかというとても単純かつ明快な回答です。
その負える責任の範囲というのはとってもデリケートではあるし、明確に何かあるわけではないですが、ちょっと頭をひねって30秒くらい悩めば何とかなる気がします。
けど学生が頭をひねっていただけでは、この学生起業家という立場は依然としてリスキーです。
やっぱり最終的に責任をある程度に限定する仕組みが必要で、それはたいていの場合大人の方々に頼ることになるでしょう。
「学生が大人に頼る」っていうとなんかどうしようもないイメージありますが、別に一般的な取引だって何かを相手に頼ったりしてるに過ぎません。
別に会社に入るのだって仕事の供給を会社に頼っているだけだし、会社だって労働力の提供を社員に頼っているわけです。
で、その具体的な形として、最近あるのは学校ごとのインキュベーションセンター。
まぁそれで単位くれたりするわけではないですがw、事務所かしてくれたり多少のお金をくれたりリスクが軽減されることは確かです。
まぁそれでも、勉強しながら起業しようなんていう奇特なひとは未だに知りませんが、そういうことが可能になっていってはいるという実感はあります。
知識労働が必ずしもすばらしいというわけではないですが、今知識労働というカテゴリーが拡大を続けているのは確かです。
そして、マスター・ドクターとどんどん求められる水準は上がっていき、学ぶべきことも増え、物理的に拘束される時間も増えるわけです。
俺なんてストレートに行ってもドクター卒業30ですよ。
ネタとしか思えん。
はい。
なので、これからの、たぶん今年くらいからのスタイルは「学び、そして、仕事をし、そして、学ぶ」だと思います。
じゃないと少なくとも日本では、「収入ない→結婚できない・子供作れない・同年代と比べて同程度の生活ができない→働くしかない」というすばらしいことになります。
(まぁ実際問題去年くらいまでの自分がそうで、奨学金とめられてたのはあるものの、お金ない・本買えない・バイトしないといけない・勉強できないetc.etcもういったいどうすりゃいーんだっていう話。
しまいにゃ、駒場の教務課のやつに「じゃぁ働けばいいんじゃないですか?」とかまで言われる始末。
あぁいわれなくとも働いてるさ。)
実際はドクターで結婚してる人とか割りといるし、子供いる人もいるので、 必ずしもそういうわけではないと思うけど、一般のイメージでは限りなくこんな感じではないでしょうか?
だからアルバイト以上、社会人未満。そういった学生社会人・学生起業家という存在はこれからの社会にとって、必要な存在になっていくような気がします。
実際言ってるほど簡単な話ではないけど、社会的に「学びながら生計を立てる」というのがうけいれられないと、どうしようもない。
うけいれられないのであれば、実際お金稼ぐしかなかったりするわけですね。
学生がなんか「起業」とか「コンサル」とか「金融」とかいう言葉につられてドロップアウトしてしまうのは非常にもったいないと最近感じます。
思いっきり私見ではありますが。
と、そんなことを考えつつ、今年はその「仕事もしている学生で、勉強もしている」というのがホットな気がします。
2 Responses for "学生起業家のススメ"
ドラッカーさんの書籍を読んでいると、実際に企業していなくても、知的労働に従事している人が企業家の精神を持つことの方が重要なのかと思います。
もうひとつ引用すると、大学教育というのは、世の中の人材教育でもっとも高くつくもので(時間・お金、双方の意味を含むのでしょう)、経済的に豊かな環境でないと得られないもの、と彼は言っています。
だから、経済条件を自分で満たして、大学教育を受けようとするのは、相当大変なことだけれど、世の中そう感じていない人が多いんだよね。自分が支援できる立場に成長したときに、大学生をサポートしてあげられるようになりたいものです。
>れおさん
>経済的に豊かな環境でないと得られないもの
確かにそうですね・・
確かに、言っても自分、相当恵まれていると思います。
>大学生をサポートしてあげられるようになりたいものです
自分も将来的にそうなりたいです。
むしろ、努力したい個人がいくらでも努力する自由を得られるようなサポートができるようになりたいです。